コリアインサイト 韓国最大のゲームショー、G-STAR
2023.11.27 (月)
韓国最大のゲームショー「G-STAR」が2023年11月16日から19日まで釜山のBEXCOで開催されました。開催当日の会場は、入場までに2時間以上待ちと長蛇の列ができ、韓国ゲーム産業の盛り上がりを再確認しました。
今回は「G-STAR」に参加した主要参加企業の新作ゲームのライナップとそれぞれの魅力について、現地からご紹介します。
まず最初の企業は、NCSOFTです。同社は「Lineage(リネージュ)」や「Blade&Soul(ブレイドアンドソウル)」といった日本でも人気があるゲームを制作しています。今回は8年ぶりの参加となり、新作ゲーム7本を披露しました。中でもシューティングゲーム「Project LLL」は、高品質のグラフィックとデザインが会場で好評でした。発売は2025年の予定です。
次にご紹介する企業は、Netmarble。同社は日本で「七つの大罪」という人気漫画作品のゲームで人気を博しています。今回は、次回作である「七つの大罪オリジン」、他2本を披露しました。「七つの大罪オリジン」は原作のキャラクターが自由に冒険する様子やスタイリッシュな戦闘シーンが魅力のゲームで、2024年に発売予定です。
最後にご紹介するWemadeは、今回のゲームショーのメインスポンサーを務めています。日本では「Night Crows」で有名ですが、今回はMMORPG「レジェンド・オブ・ユミル」と野球ゲーム「ファンタスティック4 ベースボール」の2作品を披露しました。「レジェンド・オブ・ユミル」は、Unreal Engineと呼ばれるゲームエンジンを用いて開発されており、生々しい現実感を伝える高品質のグラフィックが特徴のゲームで、2024年に発売予定です。
韓国のゲーム業界では日々開発競争が進んでいます。今後、世界のエンターテインメント市場でシェアを拡大していくと思われ、今後の動向が注目されます。
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