なぜなにワード解説 MRFって?
2021.08.23 (月)
MRFって?
今年の夏休みは、家の中で過ごす時間が多いかと思います。この機会に、投資をはじめようという方もいるかもしれません。今すぐ投資をしなくても、事前に証券会社の口座を開設して、いつでも投資をはじめられるように準備しておくのはいかがでしょうか。
口座開設をする際に、おそらく聞きなれない言葉が出てくると思います。今回は「MRF」という言葉について紹介します。
証券会社から口座開設の書類を取り寄せると、申込書のほかに「MRF」と書かれた冊子が入っています。「MRF」とは、Money Reserve Fund(マネー・リザーブ・ファンド)の略称で、1円単位で購入することができ、購入後すぐに換金することもできる投資信託のことです。基本的に購入時や売却の際の費用などはかかりません。
そもそもなぜ、口座開設書類の中にMRFの冊子が入っているのでしょうか。
証券会社では、株式や債券の購入、配当金の受け取りを行うために、「証券総合口座」と呼ばれる口座を開設します。まず、みなさんが証券総合口座へ入金したお金は、自動的にMRFの購入にまわされ、運用が行われます。つぎに、株式等を購入する場合には手持ちのMRFが売却されて、購入代金に充てられる仕組みになっています。また株などを売却したお金も自動的にMRFで運用されます。このため、口座開設の際にMRFの申し込みが行われるのです。
MRFは銀行の普通預金のように例えることができます。確かにそのような一面はありますが、普通預金とは違い、投資信託ですので、元本保証もなく利回りも決まっていません。しかし安全性が極めて高い商品で運用されているため、元本の安全性も高くなっています。
MRF以外にも、口座開設の際には聞きなれない言葉が出てくると思います。
アイザワ証券ホームページの「口座開設資料の請求フォーム」では、入力時に問い合わせの多い言葉についてFAQへのリンクがあるので、参考にしていただけると思います。他にも、わからないことがあればチャットでお問い合わせください。
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