ザ 語源 第1回 「投資」と「インベストメントinvestment」
2021.10.04 (月)
第1回 「投資」と「インベストメントinvestment」
10月4日は「証券投資の日」です。「証券投資の日」は日本証券業協会によってたくさんの方々に証券投資に興味・関心を持っていただくため、「10(とう)」と「4(し)」の語呂合わせから定められました。
投資は「資金(お金)を投じる」が語源です。投じた資金は利益となって帰ってくることを意味していますが、投げるという字からお金が戻ってこないのでは?!とマイナスのイメージを持つ方もいるかもしれません。
一方英語で投資は「インベストメントinvestment」、投資するは「インベストinvest」です。ラテン語の「服を着せるinvestire」が語源です。
「ベスト」は上着の下に着るあの「チョッキ」のことで、英国では「肌着」を意味するようになりました。
お金を株や債券に換える投資は、人間が服を着ることと同じように日常的な行為だ、というのがインベストメントの語源です。このように「投資」という言葉の語源を辿ると、欧米と日本とでは大きな違いがあります。
「投資」という言葉を思い切って「着資」に変更すれば、日本においても広く投資が普及するかもしれません。
※本記事で解説する内容について、実際の言葉の成り立ちや、一般的とされる説と異なる場合がございます。
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