相続
相続通信 第23回 相続がおこる前に
2021.02.21 (日)
Q 相続のことは子供たちに任せきりで大丈夫?
相続といっても、税金を心配するほど私には財産が有りません。
私が亡くなった後、妻や子供たちが相続で困ることはないはずですが、どうですか?
A ご自身の意思表示をしましょう。
相続の問題は、相続税だけでなく、財産の分け方にもあります。
したがって、遺されたご親族が円満に暮らすために、財産の多い少ないにかかわらず、財産の分け方で揉めごとが起こらないようにする必要があります。
解説
相続で一番問題となるのが、財産の分け方です。この問題は、財産の多い少ないに関わらず、どなたにも起こり得る問題です。
したがって、相続に関する事を遺された相続人に任せるのではなく、自ら行動するべきでしょう。
例えば、次のようなことが考えられます。
①遺言を作成する
②生前に財産を贈与する
③財産の分割がしやすい財産にする
相続人が複数の場合には、生前になるべく早く検討することが得策です。
また、相続税の事も考え財産の分け方を検討しましょう。