ベトナム最新情報 2022年のIPOで7,100万米ドル調達、前年から4倍に
2023.03.09 (木)
2022年のIPOで7,100万米ドル調達、前年から4倍に
ベトナムで2022年に実施された新規株式公開(IPO)は8件で、2021年の13件を下回った。一方、IPOにより調達された資金は2022年には7,140万米ドルとなり、2021年の1,560万米ドルから約4倍に拡大した。
2022年上半期(1~6月)については、市場には2021年下半期(7~12月)の活気の残りがあり、6件のIPOが実現し、合わせて6,500万米ドルが調達された。
これに対し、2022年下半期については、世界的なインフレをめぐる不確実性の高まりと景気後退の可能性が出てきたことから、IPOは低調に推移した。また燃料価格の高騰や金利の上昇、資本市場の引き締め、金融スキャンダルなどもIPOの動きに影響したという。
一方、ベトナムの国内総生産(GDP)伸び率は2022年に前年比6.5%程度にとどまると予想される。世界経済の不確実性の高まりや製造部門の多くを外資に依存していることなどが成長率に響くとみられている。
※記事提供:ベトナムビジネス&生活情報サイト:週刊ベッター(https://wkvetter.com/)
※本記事は提供先のニュースサイトより原文のまま掲載しています
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