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NISAは途中で口座変更できる?口座変更のメリット・注意点を解説!

2023.07.07 (金)

アイザワ証券

アイザワ投資大学 編集チーム

NISAは途中で口座変更できる?口座変更のメリット・注意点を解説!

NISAは途中で口座変更できる?口座変更のメリット・注意点を解説!

NISA口座は1人につき1口座と決まっていますが、開設後でも口座変更は可能です。変更によって生じるメリットもあります。しかし、口座変更には条件や期日がありますので、行う際は手続きの流れや必要な書類を予め確認しておくことが大切です。今回はNISA口座変更のフローや注意点について解説していきます。

変更前にNISA口座の基礎知識を抑えよう!

通常の取引口座は複数の金融機関で開設可能ですが、NISA口座の開設は全金融機関を通して11口座までと決まっています。しかし、開設後に別の金融機関にNISA口座を移したい、ということもあるはずです。まず口座変更には次のような決まりがあります。

口座は1年ごとに変更可能

NISA口座は年単位で変更することができます。仮に2023年分の口座変更を行った場合でも、2024年分のNISA口座はさらに他の金融機関に変更可能です。

変更できる時期が限定されている

NISA口座はいつでも変更ができるわけではありません。口座変更の手続き期間は決められており、変更したい年の前年101日から変更年の930日までが変更手続き可能期間となります。

例えば、2024年分のNISA口座を変更したい場合は、2023101日~2024930日までに変更手続きを完了させる必要があります。2024930日時点で手続きが間に合わなかった場合は翌年の2025年分から口座変更が適応となります。

変更手続きには時間を要しますので余裕をもって手続きをはじめることをお勧めします。

NISAの口座変更をするメリット

NISAの口座変更のルールについてご説明しましたが、そもそもNISA口座変更が必要かどうかを考えることも重要です。口座変更によって次のようなメリットが得られることがあります。

選択できる商品が広がる可能性がある

NISAでは株式、投資信託、ETFなど様々な金融商品を買うことができます。しかし金融機関によって商品の取扱が異なるため、A社では買えない商品でもB社では買えるということがあります。

特に銀行は投資信託の販売が中心で直接株式を購入することができないので、株式の運用を考えている場合は、証券会社へNISA口座を変更することで選択幅が広がる可能性があります。

手数料が下がる可能性がある

金融機関によって金融商品の買付や売却時に発生する取引手数料は異なり、NISA口座での取引も各金融機関の手数料が適応されます。そのため、口座開設先の金融機関を変更することで現在より安い手数料で取引を行える可能性があります。手数料は各金融機関のホームページで確認することができます。

アイザワ証券の手数料についてはこちら

口座変更によってこれらのようなメリットが生じるかどうかは、ご自身で複数の金融機関を比較する必要があります。

NISAの口座変更をするときの注意点

NISA口座変更を行う場合には注意すべき点もあります。変更する前にしっかりと把握しておきましょう。

ロールオーバーができない

NISAで購入した商品は変更先のNISA口座に引き継ぐこと(ロールオーバー)はできません。保有している商品は変更前の金融機関で管理され、売却も変更前の金融機関で行うこととなります。非課税期間内であれば、変更後も非課税で売却することが可能です。

また、現行NISAから2024年に始まる新NISAへのロールオーバーも不可となります。

1円でも利用するとその年の口座変更はできない

NISA口座変更の基礎知識でもご説明しましたが、930日までは当年のNISA口座を変更することができます。しかし当年の11日以降、1円でもNISA口座を使用している場合は期間中であっても口座変更ができません。その場合は101日から始まる翌年分の変更手続きを待ちましょう。

また、口座変更手続きをしてしまうと、変更前のNISA口座で追加の買付をすることはできなくなってしまいます。例えば、10月に手続きした場合は、翌年の1月までNISA口座が使えないので注意してください。

アイザワ証券でのNISA口座変更方法

他社からアイザワ証券にNISA口座を変更いただく場合の手続きフローをご紹介します。

詳しくはアイザワ証券ホームページに掲載しております。
NISA口座 | アイザワ証券 (aizawa.co.jp)

※手続きや提出書類は金融機関によって異なる場合があります。

まとめ

NISA口座変更をする際は、事前に知っておくべきことが多くあります。口座変更によって得られるメリットを逃してしまう、という可能性もあります。

まずは金融機関含めご自身のNISA口座の状況を理解し、よりNISAが活用できる選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

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ライター

アイザワ投資大学 編集チーム

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アイザワ投資大学 編集チーム

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