宝くじ以外で一攫千金を達成する方法は何がある?一番実現可能な株式投資で達成する手段を解説
2024.12.25 (水)
誰もが一度は夢見た「一攫千金」。しかし、宝くじを当てるにはギャンブル性が高いため、ほとんどの人は達成できません。
そこで本記事では「宝くじ」を含むギャンブル以外で一攫千金を達成する方法を解説。さらに一番実現可能な株式投資で達成する道筋を示します。ぜひ参考にしてみてください。
宝くじ以外で一攫千金を達成する方法
宝くじと同様に競馬やパチンコなどのギャンブル以外で、一攫千金を達成できる可能性がある方法は以下のとおりです。
・株式投資
・FX投資
・事業売却
株式投資
将来的に値上がりが期待できる企業を探していくことで一攫千金を達成できるのが、株式投資です。
たとえば投資元本が100万円だとしたら、最終的に株価が10倍にまで成長すれば1,000万円以上の資産に増えます。
株式投資で一攫千金を達成した有名人には、優待株を中心に投資した桐谷広人氏がいます。
FX投資
FX投資とは、外国為替取引のことで異なる国の通貨を取引して利益を出す投資です。具体的には、2つの通貨ペアを組み合わせて取引するのが特徴です。たとえばドル/円やユーロ/円などを安い時に買い、高くなったときに売ることで利益を出せます。
FX投資にはレバレッジをかけて取引することで、少ない元手資金を大きく増やせる可能性があります。たとえば、1万円の資金で10万円分の外貨取引をする場合は、10倍レバレッジと言うのです。
日本のFX取引では最大25倍までレバレッジをかけて取引でき、海外FXではさらに高いレバレジでの取引ができます。しかし、レバレッジを上げるほど予想と異なる動きがあったときに損失が拡大して大きな赤字を背負うリスクがあるため、注意が必要です。
事業売却
事業売却は、自分で所有する事業を他の企業や投資家に売却することを指します。成功すれば大きな資産を残せますが、事業成長させる過程が難しく多くの努力と時間が必要です。
会社員で働きながら事業売却するハードルは高いため、独立した個人事業主や法人の代表でないと実現は不可能といえます。
リスクの高い投資は資金を失うリスクがある
会社員が宝くじをはじめとするギャンブル以外で一攫千金を達成するためには、投資が一番現実的ですが、資金を失うリスクについて知っておかなければいけません。
投資した銘柄が値下がりすると元本割れする可能性があります。また、信用取引と呼ばれる自己資金以上の元本で投資できる取引方法もありますが、株価の急激な変動によってマイナスになる可能性もあります。
信用取引は最大約3倍での取引が可能ですが、投資に慣れるまではレバレッジをかけずにトレードするのがおすすめです。株式投資で一攫千金を狙うにはどうすればいいか?
ここまで宝くじ以外で一攫千金を狙う方法として、もっとも現実的なのが株式投資と説明してきましたが、実際にどのようにすれば達成できるか道筋を示します。
ただし、一攫千金と言われますが、泥臭く1つ1つの銘柄を分析して取引に慣れる必要がありますので、投資に関する勉強はかかせません。また、リスクのある信用取引による投資手法は解説を省いています。
投資スタイルを決める
株式投資といえども様々な投資手法があり、大きく分けて以下2つに分けられます。
・グロース(成長)株投資
・バリュー(割安)株投資グロース株投資は急速に成長する銘柄を探し出す投資手法であり、こちらのほうが一攫千金のイメージに近いです。時流に乗り将来大きく成長すると予測される株を購入できたら、投資元本の何倍ものリターンを得られます。
一方で、バリュー株投資は本質的な価値より割安な株を買い、適正価格に戻る過程で利益を得る投資手法のことです。グロース株投資より大損する可能性が低いのが特徴。ただし、年間で数倍に株価が上昇するのは稀であり、年利数十%を狙っていくのが一般的です。
一攫千金を狙いたいならグロース株投資で、時間をかけても堅実に資産を増やしたいならバリュー株投資を選びましょう。
1つ1つの銘柄をじっくり分析する
将来的に値上がりが期待できる株を見つけるには、1つ1つの銘柄をじっくり分析する必要があります。主な分析の方法は、以下5つのとおりです。
・四季報を読み込む
・着目した会社の商品やサービスを体験する
・有価証券報告書を読む
・決算短信を読む
・IR情報を調べる分析手法を紹介しましたが、投資初心者が1つ1つの銘柄を細かく調査するのは難しいため、気になる企業があれば少額でもいいので買ってみるのがおすすめです。
購入したあとは株価が上下するため、どんなニュースや企業情報によって影響を受けたのか実践しながら理解するのが一番勉強になります。
株価が10倍に成長した銘柄
株価が購入時の価格から10倍に成長した銘柄を「テンバガー」と呼びます。最後に本章で、テンバガーを達成した銘柄を3つ紹介します。
・レーザーテック
レーザーテックは、半導体製造装置と関連する検査・測定装置を開発・製造・販売する企業です。半導体需要が高まる中、関連銘柄として注目を集めました。
・ワークマン
作業服やアウトドア用品などを販売する小売チェーン店です。自社ブランドの商品は高品質かつ低価格で提供しており、多くの店舗をフランチャイズ方式で出店し、急速な拡大を実現しました。
・東映アニメーション
日本を代表するアニメーション制作会社です。代表作には「ドラゴンボール」や「ワンピース」などがあります。
上記で紹介した成長銘柄を見つけるのは普段からの情報収集が大切です。一攫千金を実現するために、株式投資を始めてみるのはいかがでしょうか。
記事提供:DZHフィナンシャルリサーチ「いまから投資」(https://imakara.traders.co.jp/)
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