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アジア株週間トピックス 2022年8月1日号

2022.08.01 (月)

アイザワ証券 投資顧問部

明松 真一郎

アジア株週間トピックス 2022年8月1日号

ジョコ大統領は、日本、中国、韓国を相次いで訪問

ジョコ大統領の派手な外交

7月後半にインドネシアのジョコ大統領は、日本、中国、韓国などを相次いで訪問し、首脳会談を行いました。首都機能移転に関連してインフラ技術開発やEVのバッテリーなどの分野で、投資や協力を呼びかけました。ロシア、ウクライナへの訪問といい、かなり派手な外交であったといえます。今後、日本企業がインフラ関連などの分野で協力する、というケースが増えてくると思われます。

多くのベトナム企業が2022年4~6月(1~6月)期決算を発表

ベトナムの増益率上位リストが様変わり

直近、多くの海外企業が2022年4~6月(1~6月)期決算を発表しています。これまでの決算では、不動産、建設、鉄鋼などの業種の企業が上位を占めていましたが、このたびの決算では、これまであまり注目されていなかった業種、企業の好調さが目立ちました。ベトナムは、先進国に比べて企業の業績と株価の連動性が少ないという傾向がありますが、今後は国の成⾧とあわせて、徐々に株価とファンダメンタルズの方向性が一致してくると思われます。

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ライター

明松 真一郎

アイザワ証券 投資顧問部

明松 真一郎

1990年平岡証券(現アイザワ証券)に入社。加古川支店でのリテール営業を務めた後、ディーリング部、営業本部、生駒支店でのバックアップ部門などを経験。2005年に証券アナリスト資格取得したことを機に、市場情報部(当時投資リサーチセンター)に異動。アセアン株を中心としたアジア株の調査、分析を行う。その経験を経て、現在は投資顧問部に所属。

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