ベトナム現地情報2022年3月号より 駐在員の目 旧正月から考える田舎と都会の関係
2022.03.11 (金)
旧正月から考える田舎と都会の関係
ベトナムでは2月1日に新年に当たる旧正月を迎えました。旧正月では多くのベトナム人がそれぞれの故郷に帰り、家族と過ごします。日本と似てますね。
家に帰ることをベトナム語では「Đi Về Nhà（ディ ヴェ ニャ）」といいます。ベトナムでは同名の曲が一昨年の旧正月の時期にリリースされ、大ヒットしました。特に都会で働く若者が離れた故郷を思う歌詞が、同じ環境に身を置く若者の心を掴みました。
ベトナムでは80年代の経済開放後、多くの民間企業が生まれました。農村では生産性が向上し、多くの若者が田舎から都会を目指しました。反対に昨年のコロナ第4波では都会で働けなくなった労働者が田舎に帰る姿も見られました。しかし田舎から都会を目指す動きは、どこか日本の高度経済成長期に田舎から都会を目指した人々を彷彿とさせます。
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ライター
ベトナム現地グループ会社
Japan Securities Co., Ltd.
アイザワ証券グループは、ベトナムの証券会社「Japan Securities Co., Ltd.（ジャパン・セキュリティーズ・インコーポレイテッド）」を2018年に子会社化。ベトナムの経済成長や、株式取引における規制緩和などを背景に、ベトナム株式投資に対する関心が高まっており、情報提供の強化や利便性の向上を図っている。
