コロナ検査キット需要急増で価格急騰

テト（旧正月）明けからベトナム全土で新型コロナウイルス抗原検査キットの需要が急増。価格が急騰すると共に品薄状態が続いている。

ハノイ市内の大手ドラッグストアでは22日、検査キットを求めて多くの人だかりができ、店側は入店人数や購入数を制限するなど対応に追われた。薬局店スタッフによると、検査キットの売上はテト前の2倍以上。しかし港湾混雑などによる慢性的な輸送遅延から商品の入荷状態が読めない状態が続いているという。

そんな中、店頭価格も高騰。ベトナム政府は1キット当たり78,000VND以下での販売と規制を設けているが、2月後半から市場では8万VND以上で売られている。ある女性は「2月20日に6万VNDでキットを買って、次の日買い足そうとしたら8万になっていた」と語る。学校の対面授業が始まり、発熱などの症状があった場合の通学可否判断が必要になったことも、需要増に拍車をかけているようだ。

※記事提供：ベトナムビジネス＆生活情報サイト：週刊ベッター（https://wkvetter.com/）
※本記事は提供先のニュースサイトより原文のまま掲載しています

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