ベトナム最新情報 ナイキが投資継続に言及、生産体制を拡大へ
2021.11.12 (金)
ナイキが投資継続に言及、生産体制を拡大へ
米スポーツ衣料品メーカー、ナイキのチーフ・サステナビリティ・オフィサー、ノエル・キンダー氏はこのほど、英グラスゴーで開催された「国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)」に出席した際、ベトナムのファム・ミン・チン首相と会談した。この中で、キンダー氏はベトナムでの投資を継続し、生産体制を拡大する意向を示した。
キンダー氏は今回のチン首相との会談で、「ベトナムにあるナイキ製品の工場100カ所以上は新型コロナウイルスの影響で生産を停止していたが、これまでに生産を再開している」と説明した。さらに、新型コロナウイルス流行の中で、ベトナム政府が企業を的確なタイミングで支援してきたとし、感謝の意を示したという。
ナイキをめぐっては、ベトナムから撤退するとのうわさが出ていた。ベトナム政府高官は10月にこの噂を否定した経緯がある。
ナイキ製品の工場はベトナムの112カ所にあり、うち88カ所は南部に立地する。大半の工場でナイキ・ブランドのスニーカーを生産している。
※記事提供:ベトナムビジネス&生活情報サイト:週刊ベッター(https://wkvetter.com/)
※本記事は提供先のニュースサイトより原文のまま掲載しています
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