相続
相続通信 第26回 相続後のスケジュール
2021.02.21 (日)
Q 相続があった場合に行う手続きを教えて下さい。
相続があった場合、具体的にはどのような手続きが必要となりますか？
相続後は、混乱すると思いますので事前に教えて下さい。
A 手続きに期限があるものと、期限がないものがあります。
・期限があるもの・・・死亡届、相続放棄、限定承認、税金に関する届出、準確定申告納付、相続税の申告納付、生命保険金の請求など
・相続税の申告のため、期限を設けて行う必要があるもの・・・遺言の確認、遺産・債務の調査、遺産分割協議など
・期限がないもの・・・年金、名義変更の手続きなど
解説
期限があるものについて、その期限をおさえておきましょう。
・死亡届・・・７日以内に市区町村へ提出します。
・相続放棄 / 限定承認・・・３カ月以内に家庭裁判所に申し立てます。
・準確定申告と納税・・・４カ月以内。
・相続税の申告と納税・・・１０カ月以内。
・生命保険金の請求・・・概ね３年。保険約款で確認します。
また、期限がないものについても、速やかに手続きをすべきです。
ライター
税理士
あいわ税理士法人
1992年創業の東京都港区の税理士法人（品川駅徒歩1分）。豊富な相続サポート経験を有する税理士が多数在籍し、長期的な観点からお客様ごとに最適なサービスを提供するプロ集団です。
