ベトナム最新情報 ベトナムの損保市場、外資の投資継続
2023.04.13 (木)
ベトナムの損保市場、外資の投資継続
ベトナムの損害保険市場への外資の投資が継続している。2023年第1四半期(1~3月)にはベトナム航空保険総公社(VNI)と軍隊保険総公社(MIC)が外資の投資を受けた。
フィンランドのPYNエリート・ファンドは先に、MICの株式50万株を買収すると明らかにした。これによりPYNエリート・ファンドのMICへの出資比率は4.99%から5.29%に拡大した。
MICの親会社の軍隊銀行(MB)が同社株の68.4%を保有しており、PYNエリート・ファンドはMBに続く第2位の株主となっている。
PYNエリート・ファンドは1999年、PYNファンド・マネジメント(フィンランド)により設立された。アジア市場での投資を事業の主軸としている。一方のMICは登録資本金が1兆3000億ドンで、2000人近くの従業員を抱える。
ベトナムの損保市場では2023年2月には韓国のDB損害保険 がVNIの株式75%の取得を明らかにしたばかりだ。DB保険はベトナムの保険市場で10年以上にわたり事業展開しており、2015年以降、郵便保険(PTI)に投資し、現在、PTI株の37%を保有する。
※記事提供:ベトナムビジネス&生活情報サイト:週刊ベッター(https://wkvetter.com/)
※本記事は提供先のニュースサイトより原文のまま掲載しています
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