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コラム

ベトナム便り Vol.3

2023.11.08 (水)

アイザワ証券

JSI研修生

ベトナム便り Vol.3

工事現場

Xin chào!JSI研修生です。

ベトナムを歩いていたりタクシーやバスで移動していると、飲食店や路面店に加えて工事現場を見る機会が多くあります。JSIが入っているビルの隣でも工事が行われています。現場では地下鉄が開発がされており、長距離に渡って工事が進められています。左の写真から1キロメートルほど離れた場所でも作業が続いています。

JSI:ベトナム現地グループ会社「Japan Securities Co., Ltd.」

左:地下鉄の工事現場 右:長距離に及ぶ区間

重要プロジェクトに参画する企業

どのような企業が手掛けているのかと気になり周辺を歩いていると、重機に「FECON」と書かれているのを見つけました。国の重要なプロジェクトである地下鉄建設にフェコン(FCN)が携わっていると実感しました。

ベトナムでは経済成長に伴い様々なインフラの整備が必要と言われています。具体的に言うと交通や通信、物流と多岐にわたります。それだけ急速に成長している、成長の余地があるということだと思いました!

「FECON」と書かれている重機

バイク事情

上の写真は信号が青に変わるのを今か今かと待ち構えている道路の様子を収めたものです。すぐにレースでも始まりそうな雰囲気です。

ベトナムの街を散策して、1番驚いた光景はなんといっても「バイク」に乗車する人々の多さです。現地社員にも聞いてみたところ、ほとんどの社員がバイクで通勤しています。ベトナムにも渋滞が起こりやすい時間帯(いわゆる通勤ラッシュ)があります。その時間帯の様子を見てみると、バイクと比べて車体の大きい自動車はなかなか前に進みません。1度タクシーを呼んでみたこともありますが車両を手配するのも難しいうえ、数分待てば乗車できることが多い普段と比較するとその倍以上時間を要する状況です。その中でするすると前へと進んでいくのが”バイク”になります。器用に車と車の間をすり抜けて走っていく姿には驚かされます。

ベトナムでは自動車と比較してバイクが手に入りやすい価格帯であることが普及率の高さに繋がっているのではと単純に考えていました。ただ実際に渋滞時の状況を目の当たりにすると、小回りがきくバイクの需要が高くあり“市民の足”として象徴されるのも納得がいきます。

また、休日には家族でバイクに乗り出かける光景もよく見受けられます。大人2人と子供2人の4人で乗車する姿もベトナムでは珍しくありません。1台のバイクに身を寄せて乗る姿にはハラハラしますが、仲睦まじい様子を見ると何か微笑ましさも感じる瞬間でもあります。

ローカル市場

ベトナム人の生活を間近で見たいと思い自宅近くのローカル市場へ。訪れたのは朝の6時30分。しかし既に多くの人で市場は賑わっています。近くにはスーパーなどもありますが、市場は現在も“庶民の台所”として人々の生活に欠かせない場所となっています。

果物、野菜、魚、生肉といった食べ物からおもちゃ、洋服まで幅広いものが道沿いの露店に並べられています。市場に足を踏み入れるとつんと魚特有の生臭さを感じますがこれも市場ならではの特徴なのではないでしょうか。訪れた人が商品を吟味し店主に値切りの交渉をする様子も見られました。活気溢れる会話が飛び交い、ベトナム人の朝の元気さには驚かされます。

市場内を見ていて特に衝撃を受けたのは生肉の露店販売です。常温の生肉をその場で切り分け販売を行っています。屋外の台に直置きされた状態の生肉を目にすることは日本では滅多にありません。大きな塊の生肉を広げ、素早く内臓を取り除く店主の腕裁きには目を見張るほどです。

また市場の周りには下の写真のような露店商人の姿も。帽子や花、果物など販売する商品は多種多様です。どんな商品が売られているのか、ベトナムを訪れた際に覗いてみるのも面白いかもしれません。

市場の周りにいる露店商人の姿

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ライター

JSI研修生

アイザワ証券

JSI研修生

アイザワ証券の若手社員がベトナム現地グループ会社「Japan Securities Co., Ltd.(JSI)」での研修中に学んだことや現地で見たベトナムの文化についてご紹介します。

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