ベトナム最新情報 ベトナム旅行中の消費額が多いのはどこの国の観光客?日本人は?
2023.07.29 (土)
ベトナム旅行中の消費額が多いのはどこの国の観光客?日本人は?
ベトナム統計総局(GSO)が発表した「2022年統計年鑑」により、外国人観光客のベトナム旅行時の平均支出額について、多くの予想外の数字が明らかになった。新型コロナウイルス感染症パンデミックの収束を迎え、2022年には観光産業が復活。同資料によると、2022年にベトナムを訪れた外国人の数は前年比23.3倍、数にして3661万2000人に達した。
統計によると、2019年のベトナムへの外国人旅行者1人当たりの平均支出額は、フィリピンが2257.8USDで首位となった。以降2位以下はベルギー(1995.3USD)、米国、オーストラリア、デンマーク、ノルウェー、オランダ、カナダ、英国、ドイツ(1283.2USD)と続いた。驚くべきことに、旅行者1人当たりの平均支出額が最も低い国の中に、972.5USDで日本がランクイン。日本の後にはマレーシア(900.7USD)、中国、タイ、韓国、カンボジアが続き、最下位はラオスで1人当たりの平均支出額は343.5USDであった。
ベトナムは2023年には800万人の海外からの観光客を迎えることを目指しており、観光収入の総額は650兆VNDと推定されている。観光業界は今年上半期に560万人近くの外国人観光客を受け入れ、既に目標の約70%を達成している。うち160万人は韓国市場からの旅行客であり、2023年3月15日にようやくベトナムへの団体旅行が再開された中国市場からの旅行客は22.4%の回復にとどまっている。
※記事提供:ベトナムビジネス&生活情報サイト:週刊ベッター(https://wkvetter.com/)
※本記事は提供先のニュースサイトより原文のまま掲載しています
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