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相続

相続通信 第56回 税務調査②

2021.02.21 (日)

税理士

あいわ税理士法人

相続通信 第56回 税務調査②

Q 税務調査で指摘される項目は?

調査により8割以上が誤りを指摘されているのですね。

では、税務調査ではどのような項目が多く指摘されているのでしょうか?理由はありますか?

A 預金、株式、公社債、不動産が指摘されています。

預金、株式・公社債の申告もれの件数が多く、不動産については計算誤りを指摘され修正額が大きくなるケースがあります。また最近は国外財産の申告もれにも重点を置いています。

解説

調査官は相続税の調査の前に、故人が取引をしていた金融機関などへ、生前における預金の利用状況の確認を行っています。

そして、申告をしていない預金や不明瞭な入出金などの問題点を整理して調査にくるのです。

なお、金融機関への事前確認は故人だけではなく相続人についても行っています。

また、故人の不動産・保険・退職金その他の財産についての情報は税務署に集まる仕組みとなっています。

したがって、相続財産を申告せず、税金の支払を免れるのは困難でしょう

ライター

あいわ税理士法人

税理士

あいわ税理士法人

1992年創業の東京都港区の税理士法人(品川駅徒歩1分)。豊富な相続サポート経験を有する税理士が多数在籍し、長期的な観点からお客様ごとに最適なサービスを提供するプロ集団です。

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