ベトナム最新情報 市・省別の平均月収1位はビンズオン省 都市部での収入減が顕著に現れる
2022.07.15 (金)
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統計総局が、2021年の世帯生活水準の調査結果を発表。調査結果によると、2021年の全国平均月収は1人当たり約420万5,000VNDであり、前年と比較して約2%の減少が見られた。
国内で一人当たりの平均月収が最も高かったのはビンズオン省で、719万VND。2番目はホーチミン市で650万VND、3番目はハノイ市で598万VNDとの結果が報告された。
一人当たりの平均月収が500万VNDを超えた市・省は、ドンナイ省、バクニン省、ダナン市、ハイフォン市、カントー市。バリア・ブンタウ省およびクアンニン省は、一人当たりの平均月収が500万VNDには満たなかったものの、450万VNDを超え、最後の2省として上位10位以内に滑り込んだ。
対照的に国内で一人当たりの月収が最も少ない州は、ディエンビエン省で182万VND、ソンラ省が183万VNDでそれに続いた。
今年は都市部での収入減が特に目立った。ホーチミン市は7.54%減、ハノイ市は3.23%減、ダナン市は1.32%減、ハイフォン市は2.12%減、カントー市は16.8%減と、都市部の5つの市すべてで、前年と比較して平均収入の減少傾向が見られた。
エリア別に見ると、2021年に一人当たりの平均月収が最も多い地域は南東部地域で579万4,000VND。対して一人当たりの平均月収が最も少ない地域は北部山岳地方で283万7,000VNDと、南東部地域での半分にも満たない数字に、地域格差が浮き彫りになった。
※記事提供:ベトナムビジネス&生活情報サイト:週刊ベッター(https://wkvetter.com/)
※本記事は提供先のニュースサイトより原文のまま掲載しています
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