特別授業 野田学園高等学校
2023.02.22 (水)
アイザワ証券は地方創生の一環として、教育機関等と連携しながらセミナーやインターンシップ、金融リテラシー教育などに意欲的に取り組んでいます。
今回は2月4日に山口県の学校法人野田学園高等学校で実施された金融授業の様子をご紹介します!
本授業は当社提携先である西京銀行との共同開催となり、この春から新たなスタートを切る卒業生の皆さんを対象に行いました。
ライフプランとファイナンシャルプラン
皆さんはご自身のライフプランを考えたことがありますか?
ライフプランを考えるうえで様々な場面(イベント)がありますが、どの場面においてもお金が関わってきます。お金を「使う」ことはもちろん「稼ぐ」「借りる」「貯める」「備える」など様々です。「稼いだ」お金をどう「使う」のか、それとも将来のために「備える」のか、そのお金の使い道は十人十色です。
実際に生徒の皆さんには、自分が今買いたいものを思い浮かべてもらい、それは必要な物なのか?それとも欲しいものなのか?を考えてもらいました。欲しいものに対しては「買わない」という選択肢を選ぶこともできます。お金を「貯める」ためには、お金を「使わない」という要素だけなく「支出を減らす」ことも需要な要素になることをお伝えしました。
「あなたにとって大切なものは何ですか?」という問いかけに対して「お金」や「家族」という声があがり、人生の中でのお金の存在というものを考えてくださいました。
さらに、今回はこれからアルバイトや正社員として働くことになる高校3年生にむけて、ということもあり、正規雇用と非正規雇用の違いについてもお話しました。それぞれにメリット・デメリットがあり自分のライフステージや環境に合わせて働き方を選ぶことが必要になります。もうすぐ自分に関わってくるということもあり、しっかりとメモを取る生徒もいらっしゃいました。
お金を働かせよう
共同授業ということで、西京銀行より銀行の商品について複利の効果と併せて説明していただきました!
定期預金等の銀行商品について解説していただき、商品や期間によって利率が異なる場合があるため、しっかり調べた上で自分に合った商品を選ぶことの大切さをお伝えいただきました。実際に2%で運用した場合の1年後、2年後どれだけの利子が生まれるか、複利と単利はどう運用するのか、どのくらい違うのか1万円や100円玉などのお金のレプリカを用いて視覚的に説明しました。レプリカのパネルを用いたこともあり、生徒たちからは頷きなどの反応も多く伺えました。
授業の最後はアイザワ証券プレゼンツです!
「そもそも証券会社って何をしているところなの?」という証券会社の基礎のお話をはじめ「株式を買うとどうなるの?」「証券取引の仕組みって?」など複雑に感じる証券取引について説明しました。大きい紙芝居を用いた物語形式での解説は、投資にふれたことのない生徒だけでなく教員の皆さんにもわかりやすいというお言葉をいただきました。
まとめ
授業後は「普段のお金の使い方が将来設計にかかわっていることを知った。いい経験になった」「まだ自分の知らないところとかあってそこも大学に入って学んでいきたい」という生徒からの感想があり、今回の授業を通して金融リテラシーの大切さを知っていただけたかと思います。
物価上昇が騒がれている昨今、お金を守るためにも資産運用が必要な時代となっています。
お金を働かせるうえで、その仕組みや流れをきちんと理解することが求められます。さらに自分が納得できる商品で運用するためには、正しい情報を取捨選択できる金融リテラシーを身に着けることが重要です。
そのためにも地域の学校や金融機関と提携し、これからも金融教育活動を広げていきたいと思います!
(執筆:アイザワ証券山口支店 藤田紗奈 北原尚輝)
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