ベトナム最新情報 電子産業、高スキル人材が不足
2022.07.23 (土)
電子産業、高スキル人材が不足
ベトナム裾野産業協会(VASI)によると、米アップルは台湾から複数の工場をベトナムに移転、またFoxconnやLuxshare、Pegatron、Wistronはベトナムで生産規模を拡大する。
サムスン電子は総額2億2,000万米ドルを投じて、ハノイに東南アジア最大のR&Dセンターを建設したほか、バクニン省やタイグエン省などで生産規模を拡大する計画だ。国際労働機関(ILO)によると、ベトナム産電子製品の輸出額は輸出総額の3分の1を占める。2021年の同品目の輸出額は1億800万米ドルで、従事する労働者は約100万人に上る。
しかし、輸出製品は下請け加工品や組立など付加価値の低い製品が主流だ。ILOおよびベトナム商工会議所(VCCI)の調査によると、調査対象の約60%の企業で高スキル人材が不足、また50%の企業にとって労働者のスキル向上が課題となっている。
※記事提供:ベトナムビジネス&生活情報サイト:週刊ベッター(https://wkvetter.com/)
※本記事は提供先のニュースサイトより原文のまま掲載しています
ご留意事項
免責事項
本資料は証券投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終決定は、お客様ご自身による判断でお決めください。本資料は企業取材等に基づき作成していますが、その正確性・完全性を全面的に保証するものではありません。結論は作成時点での執筆者による予測・判断の集約であり、その後の状況変化に応じて予告なく変更することがあります。このレポートの権利は弊社に帰属しており、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします。