
インドネシア最新情報 2025年イドゥル・フィトリ消費は縮小へ
2025.03.25 (火)




2025年イドゥル・フィトリ消費は縮小へ
インドネシア商工会議所(Kadin)は、2025年のイドゥル・フィトリ期間中の金銭流通が前年比12.3%減の138兆ルピアになると予測している。運輸省の調査では、帰省者数が前年比24%減の1億4,650万人に減少する見込みだ。
帰省する世帯数は約3,626万世帯で、1世帯あたりの平均支出は375万ルピアとされるが、全体の消費は減少する。要因として、新年からの短期間での連休、6月の新学期支出、雇用不安が挙げられる。政府は公務員向けボーナス(THR)の支給、国内航空運賃や高速道路料金の割引で消費を促すが、経済専門家は購買力の低下と貯蓄の取り崩しが進んでいると指摘する。さらに、繊維大手スリテックスの倒産や公務員採用の遅れが雇用不安を増幅している。また、政府の輸送制限に反発し、ジャカルタ圏の貨物輸送会社500社が3月20~21日にストライキを予定しており、物流業界への影響も懸念されている。
※記事提供:インドネシアビジネス情報ニュースサイト:PAGiPAGiPOST(https://news.lifenesia.com)
※本記事は提供先のニュースサイトより原文のまま掲載しています
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