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コラム

ベトナムの少数民族「タイ(Tay)族」の集落に行ってみた(前編)

2021.10.13 (水)

ベトナム

週刊ベッター

ベトナムの少数民族「タイ(Tay)族」の集落に行ってみた(前編)

ベトナムの少数民族「タイ(Tay)族」の集落に行ってみた

ベトナムには少数民族を合わせると、全部で54民族が住んでおり、それぞれが独自の伝統文化を継承しながら生活をしています。ハノイから近いタイグエン省にタイ族が暮らす集落があるというので訪ねてみました。

今回の旅の総評

社会科見学度★★★★★
行きやすさ★★★★
美味しい度★★★
泊まってみたい度★★★★

旅程

9:00 ハノイ市内を車で出発
11:00 タイグエン市内Thai Hai村到着
11:30-12:30 タイ族が経営するレストランで昼食
12:30-14:00 タイ族の村を散策、タイ族の家で演奏、踊りを鑑賞
14:00-16:00 タイグエンからハノイへ

タイ族の生活について

タイグエン省にあるタイ族が暮らす村を訪問しました。黒い民族衣装がタイ族の特徴で、腰の部分には色あざやかな小さなボンボリをアクセサリーとしてつけています。またシルバーネックレスを家族からプレゼントされる風習があり、そのネックレスを一生身につけて生活をするそうです。

村には約120世帯が生活しています。私たちが村に入ると、案内役の女性が竹製の太鼓を打ち鳴らして、周囲の村人に来訪者が来たことを知らせます。住居は高床式で、木と竹でできています。

家に迎え入れてもらうと、女性と男性は別々に座るように指示されました。

待っていると年長の女性が入ってきて、ご先祖を祀る仏壇に来客があったことを報告しました。その後、タイ族の女性たちによる歌と楽器の演奏のもてなしを受けます。曲は来客の「幸せと安全」をお祈りするものだそうです。

今晩は泊まってはどうかとお誘いいただきましたが、予定がありましたので、丁寧にお断り致しました。ちなみに宿泊料は一泊2万ドンだそうです。自給自足が基本の彼らにとって貴重な現金収入となります。

後編につづく

※記事提供:ベトナムビジネス情報ニュースサイト:VIETEXPERT(https://vetterbusiness.com/

ライター

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ベトナムメディア事業を手掛ける、Sunrise Advertising Solutions(ホーチミン市)が運営する、ベトナムビジネス&生活情報ウェブサイトです。2010年創刊の無料週刊誌『週刊ベッター』は、現地で最も読まれている日本語紙媒体として定評があり、毎週5,000部を発行。ハノイ、ホーチミン市の日系企業や主要施設、レストランなどに設置され、現地在住の日本人の方々に広く親しまれています。

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