インドネシア最新情報 プラボウォ大統領、日本企業にジャワ巨大防潮堤計画へ投資を呼びかけ
2024.12.10 (火)
プラボウォ大統領、日本企業にジャワ巨大防潮堤計画へ投資を呼びかけ
プラボウォ大統領は、ジャワ北岸の土地沈下対策として計画されている全長600kmの巨大防潮堤建設への日本企業の参画を呼びかけた。
12月5日、プラボウォ大統領は日本インドネシア協会(Japinda)のビジネス代表団と会談し、柔軟な協力形態として、企業間(B2B)、政府間(G2G)、官民連携(PPP)の可能性を提示した。この計画の総工費は600億ドルに達する可能性があり、資金不足が課題だ。初期段階では、ジャカルタ湾から西ジャワ州ブカシまでの40kmを建設する予定で、費用は約123兆ルピア(約74億ドル)と見積もられている。政府は2025年の国家戦略プロジェクト(PSN)に本計画を組み込むことで、迅速な進行を図る方針である。一方、専門家は、防潮堤だけでは土地沈下問題を解決できず、地下水汲み上げや都市開発が根本原因であると指摘。本計画は中国や韓国、オランダからも関心を集めているが、投資確保と環境問題の両立が求められる。
※記事提供:インドネシアビジネス情報ニュースサイト:PAGiPAGiPOST(https://news.lifenesia.com)
※本記事は提供先のニュースサイトより原文のまま掲載しています
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