ベトナム最新情報 ザライ省プレイク市 「スリープ・ツーリズム」で観光需要急上昇
2023.05.31 (水)
ザライ省プレイク市 「スリープ・ツーリズム」で観光需要急上昇
気候変動やパンデミックといった世界的な変化とともに、旅のかたちも変化してきた。「グリーン・ツーリズム」「ステイケーション」などはすっかり耳馴染みのある言葉になったが、昨年頃から若者を中心に「スリープ・ツーリズム」への注目が高まっている。スリープ・ツーリズムとは、良質の睡眠をとることに特化した旅行プログラム。世界各国の宿泊施設・観光施設が、眠るために旅に出ることを選択する人々に向けて、専用の客室や宿泊プランを用意している。
ベトナムではスリープ・ツーリズムの流行を受けて近年、多くの旅行者がザライ省プレイク市に足を運んでいる。自然豊かな風景、ユニークな郷土料理、快適な気候が揃った同市は「最も眠れる都市」「健康の街」として知られている。一番の理由は、年間平均気温23℃、夏場の最高気温33℃、冬場の最低気温8℃と、一年中比較的快適に過ごせる気候の良さにある。山地だけに低温ではあるが、酸素が薄くなる程に標高の高い土地でもなく「心地良い涼しさ、自然の山々と新鮮な空気に包まれたプレイクでは、誰もが穏やかな眠りに誘われてしまう」と地元住民も観光客も太鼓判を押す。
とはいえ、せっかくプレイク市を訪れたからには、まったく観光をしないのも勿体無い。プレイクの中心地から7km程に位置するビエンホー湖は、中央高地で最も美しい湖のひとつ。夏には茶畑の詩的な風景が広がり、12月〜3月には美しい高原にコーヒーの花や野生のひまわりが咲き誇り、多くの観光客を魅了している。
※記事提供:ベトナムビジネス&生活情報サイト:週刊ベッター(https://wkvetter.com/)
※本記事は提供先のニュースサイトより原文のまま掲載しています
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