特別授業 山口県立防府商工高等学校
2022.12.01 (木)
アイザワ証券は地方創生の一環として、教育機関と連携しながらセミナーや金融リテラシー教育、インターンシップなどに意欲的に取り組んでいます。
今回は11月8、15、22日の3日間わたって実施された、山口県立防府商工高等学校の金融授業の様子をご紹介します。すべての授業で西京銀行にもご協力いただき、証券会社と銀行の役割から様々な金融商品、金融商品のリスクなどについて学びました。
1限目 ライフプランとお金
皆さんは、将来必要になる資金を考えたことがありますか?
資産形成を学ぶにあたって、まず初めに、将来どのくらいの資金が必要になるのか、ライフイベントに当てはめながら具体的な支出額を考えました。
一般的な費用を学んだうえで、FP協会が提供する「ライフプラン診断」を活用し、自分がイメージする生活スタイルに近いもの選択してもらいました。すると、支出額が収入を超えてしまい赤字になる学生が多く見受けられました。
自分が思い描くライフプランが実現できるように、「ニーズ」と「ウォンツ」など資産形成に必要な基礎知識を習得しました。
2限目 様々な金融商品
1限目の授業では資産形成の必要性を学ぶことができました。それでは、数多くある金融商品の中で自分に合った金融商品は何があるのでしょうか。
2限目では、各金融商品の性質を学び資産を上手く組み合わせてお金を育てる方法を学びました。西京銀行からは預貯金や定期預金などの説明を、当社からは株式や債券などの説明を行いました。
高校生に株式はあまり馴染みのないものかもしれませんが、身近に感じてもらうために紙芝居形式で解説しました。生徒の皆さんの反応もよく真剣に聞いていました。
3限目 金融商品とリスク
3限目では、2限目で学んだ金融商品が合わせもつリスクについて学びました。
ここでは、当社と西京銀行がコラボし、お金のパネルを用いながら「単利と複利」について解説し、長期で資産運用をすることで両者に大きな差が出てくることを学びました。
リスクと上手に付き合っていくには「長期・分散・複利の効果」が大切であることを実感していただけたのではないでしょうか。
まとめ
今年度から高校で金融教育が必修化された背景には、早い段階から資産形成することが必要であるからです。上手にお金と付き合っていくためには、金融リテラシーを高めていくことが最も重要です。
資産形成が必要な時代。これからもお金に関する知識や判断力を養い、自分が思い描くライフデザインを実現できることを願っています!
(執筆:アイザワ証券山口支店 和泉茉帆、藤田紗奈)
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