中国・米国の都市にならび、ホーチミン市が富裕層増加率上位の都市に

英国のコンサルティング会社ヘンリー&パートナーズ(Henley&Partners)と南アフリカ共和国の調査会社ニューワールド・ウェルスが、世界で最も富裕層が多い都市の2023年版報告書を発表。

「世界で最も富裕層が多い都市TOP96」のランキングでは、ベトナムの都市としては唯一、ホーチミン市が67位にランクイン。ホーチミン市の富裕層人数(100万米ドル以上の投資可能資産を所有する個人)は7700人、超富裕層人数(1億米ドル以上の資産を所有する個人)は15 人、億万長者数(10億米ドル以上の資産を所有する個人)は3人で、主な資産は不動産、現金、株式と報告されている。

また2012〜2022年の10年間で「(100万米ドル以上の投資可能資産を所有する)富裕層が最も急速に増加した都市TOP10」のランキングでは、ホーチミン市が9位にランクインした。82%と大幅な増加率を記録したホーチミン市は、アジアにおける次の富の中心地として急浮上した。急速に成長を遂げたセクターには、金融サービス、繊維、テクノロジー、エレクトロニクス、電気通信、化学、観光が含まれている。

同ランキングの1位に輝いたのは、増加率105%の中国、杭州。 TOP10にはホーチミン市の他、中国の3都市(杭州、深セン、広州)、米国の3都市(オースティン、ウェストパームビーチ、スコッツデール)、インドの2都市(ベンガルール、ハイデラバード)、UAEのシャルジャがランクインした。

※記事提供：ベトナムビジネス＆生活情報サイト：週刊ベッター（https://wkvetter.com/）
※本記事は提供先のニュースサイトより原文のまま掲載しています

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